2019年11月13日水曜日

必見!未経験者が介護リーダーになるための素質は孤独を愛せる人

未経験で転向するには遅すぎる業界がある一方で、そうでないこの介護の世界もありますよね?


40代近い年齢でこの業界に来た私でさえ、遅咲きと呼ばれることはありません。


未経験で介護職に就く人の多くはだいたい40代前半までですが、50代60代でもドライバーさんや清掃員さんとして介護業界に入ってくる人は大勢いらっしゃいます。


私が「兄貴」と慕う同僚の多くが40代半ばから50代前半のオッサン連中ですが、皆さんそれなりに社会人経験がおありなので頼りがいがある存在です。


未経験で入職してリーダーシップを発揮できる人はハッキリとした特徴があります。


組織は基本的にトップダウンで物事を推し進めますが、リーダーにとって一番大事な役割は大きな決断をできるか否か。


前例があれば別ですが、決断はつねに危険が付きまといますよね?


実はやってみなければ分からないし、素質のない人は後から「こうすればよかった」とか「自分なら絶対にこうした」と言うことが多いのが事実。


施設長や管理職が不在の時ほど何か起きるのは世の常。


こういう「何も起こってほしくない時」ほど誰も決断できないし、かといって20代30代の無責任な決断に身を委ねることもできない。


彼らの多くが多数決で物事を決めようと、自分一人で決断を下しもし間違っていた場合にはみんなで痛みを共有しようと考えます。


モノや機械を扱う製造業であればそれでもOKですが、この介護業界では人様の命を守らなくてはなりません。


多数決で意見を言い合っている間に、時は刻一刻と過ぎていきます。


その中にあって、やはり我々中高年は、それ相応の修羅場をくぐってきた人が多いのか、プレッシャーを感じつつも大きな決断をする時には頼れる存在です。


未経験者であろうが、あなたはサラリーマン生活は送ってきましたよね?


専門的な助言することはできないまでも、重要な局面を迎えた時は年の功を活かして、アドバイスしてみてください。