2019年11月12日火曜日

介護業界の独自ルールについてこれるか?この世界で上手くやっていく方法

介護サービスってピンからキリまでですが、案外小さい事業所でいろいろ任されてしまうこともあるので戸惑ってしまいます。


私自身、前職では100人規模の工場で働いて職制が細かく決められていましたから、やらなくていい仕事はかなりあったと記憶しています。


ところがどっこい、この業界に着た途端やったこともない役所への申告をやらされて驚いてしまったことがあります。


もちろん、前任者がいて彼ら彼女らに任せると効率的なハズなんですが、「これも経験」と右も左も分からない状態でやらされた記憶。


今となっては、役所の担当者と何度もやりとりした経験が活きて度胸がつきましたが、私と同じように大企業から小規模な介護施設に移った人の多くが、会社の規模のギャップに苦しむハメになります。


介護業界は新しい業界ですが、意外にも独自ルールが多く存在し、戸惑います。


私の同僚の中には、某企業の重役だった人や、とあるホテルの支配人をしていた人もいるのですが、ひとりで何役もこなさなければならない職場にはずいぶん苦労したそうです。


大企業や有名企業でバリバリやれたから、こんなちっぽけな施設でも活躍できると考えると、転職は失敗に終わります。


大企業でのチームプレーと、介護施設でのチームプレーは全く別次元のものですし、経費精算や雑用も全てこなさなければなりません。


効率重視の職場から、効率とは程遠い介護業界に来ればストレスも溜まるでしょうし、煩わしいと感じる点はいくらでも出てきます。


10年この業界にいる私でさえ未だ違和感を感じることが多いのです。


転職をした後に「こんなハズじゃなかった」と後悔する前に、会社の規模が小さくなったらどう動くべきか?同僚とどうやってチームワークを保っていくべきか?考えなければなりませんね。