2019年11月27日水曜日

転職活動が上手くいかない時に未経験者が考えておくべきこと


未経験の転職は不安要素が大きくいろいろと悩みますよね?


未経験者が転職活動において悩むポイントは、大きく分けて5つに集約できます。


  1. そもそも応募できる求人がない
  2. 履歴書類が面接に結び付かない
  3. 面接に臨んでも内定が取れない
  4. 内定が取れても転職する決意が固まらない
  5. 転職活動が上手くいかずモチベーションが保てない


未経験の場合、特に年齢が上がれば上がるほど困難になっていきます。


45歳のAさんは勤めていた工場でリストラに合い、新たな勤め先を探すため転職活動を開始しました。


「自分は管理職を長年やってきたし、人に自慢できる実績もあるから余裕」と求人を探しましたが、これはという求人に出会えません。


実際、転職サイトで40代が就ける求人を探してみても、家族を養っていけるだけの年収がもらえる求人自体が、管理職のポストが皆無なのです。


転職エージェントはもちろんのこと、ハローワーク、新聞広告とありとあらゆる手段を使いましたが、希望に見合う求人がなく絶望。


仮にも家族を養っている身の自分は、収入が途絶えるわけにもいかないと、とりあえず管理職の条件を諦めますが、応募できそうな求人には「管理職候補」の文字が。


これは暗に年齢制限が設けてあることを意味しており、Aさんが応募しても一向に面接にさえ呼ばれません。


Aさんは3か月もするとモチベーションを保つことが出来ず、求人への応募をためらうようになっていきます。


まぁ失業保険も出ることだし何とかなるか…


そんなダラダラした転職活動を送っていたAさんのもとに、ようやくとある企業がから面接に来て欲しいと連絡が来ましたが、希望の年収がもらえないことが分かると、途端に「帰ってから家族と話したい」と躊躇してしまうのでした。


もちろん、後日お見送りの通知を受け取ったことはいうまでもありません。


このように、転職活動が上手くいかずモチベーションが下がっていき、果ては活動そのものを諦めてアルバイト生活に突入してしまう中高年が後を絶たないことを、皆さんは知っておくべきでしょうね。