2019年10月27日日曜日

未経験への転職では自分なりのビジョンを持っているかがカギになる


年金額が84%増えると75歳年金繰り上げをしきりに厚労省がアピールしていますが、多くのサラリーマンは萎えているのではないでしょうか?


平均寿命は年々伸びているのは分かりますが、いったい75歳まで生きていられる人がどれだけいるというのですか?


このアピールは次に年金受給開始時期の繰り上げへと繋がっているのは明白ですし、サラリーマンは社畜と揶揄されますが、これでは政府の家畜ではないかと私は思うわけです。


サラリーマン生活が40年から60年に変わろうとしてる現代で、実際転職するしないにかかわらず内部からではなく外部から評価される人材になっておかなければなりません。


そのための備えとして20代30代からスキルを磨き、様々な経験をしておくことで市場価値を上げることができます。


ちょうど35歳前後のサラリーマンが脂がのった、経験値の積み重ねによって仕事のスタイルが確立し、価値観も固まりつつある時期です。


価値観が固まると自分を客観視でき、過小評価されている自分を転職市場で花開かせようとするのです。


35歳前後の彼ら彼女らを採用する私達も、これ以上歳を重ねると学ぼうとする意欲のある人が減るし、頑なな人が多いの傾向にあることも分かっていますから、躊躇するのです。


ただ、これからやってくるサラリーマン60年生活の場合だと、転職可能時期は40代でも50代でも当たり前になりますから、凝り固まったサラリーマンやOLをどのように教育していくかは私たちの課題でもあります。


どちらにしろ、未経験の業界や職種に転職して成功する人はビジョンを持っています。


ビジョンとは曖昧な言葉ですが、何故その仕事をするのか?何のために自分は働いているのか?をイメージできるかどうかなのです。


もっと分かりやすく言うと、仕事のゴールがいったいどこにあるのか、私たちは何を目指してしるのかを明確にアピールすることができれば、未経験の職種であっても採用される確率は高くなります。