2019年10月29日火曜日

危険!自分に自信がないからとサラリーマンを辞めるのは自殺行為

Youtuberにアフィリエイター、楽そうな職業が流行っていますよね?


今や街を歩けば必ずと言っていいほど、自撮り棒片手に何かを撮影している若者(もちろん我々中年層)を見かけますが、期待できる社会でないためどんどん誰かのために働く意欲が薄れているように思えます。


ひと昔前までは自分のやりたことではなく、入社して与えられた職種を定年までまっとうすることが当たり前とされてきましたが、そんな悠長に待ってられるサラリーマンはいませんよね?


私自身、最初に入社した会社では倉庫作業員を拝命しましたが、正直3年経たず飽きてしまい転職。


当時の自分を振り返ると「自分は倉庫作業員なんて底辺の仕事をするには向いていない」「もっとクリエイティブな職種に就きたい」と熱望していましたが、今の若者たちも同じように行動しています。


私の場合は自意識過剰でしたが、今の若者は2極化していて、自分に自信がある人たちは何度でも何回でも転職を繰り返して自分を高める傾向にあります。


一方、自信がないにしろ転職で年収があればれイイなと、ある意味楽天的な転職を繰り返す人はジョブホッパーと化します。


学生時代とは違い、一度社会にでると自分の評価と職場から受ける評価にズレが生じて、ミスマッチが起こります。


それは日本の採用制度が曖昧だから起こるので、仕方がない事なのですが、これを自虐的に考えてしまい、「自分はサラリーマンには向いていないんだ」と勘違いし、フリーランスになって失敗する若者が後を絶ちません。


その良い例が、先のYoutuberやアフィリエイターと呼ばれる自由人たちではないでしょうか?


一見自由奔放に生きてそうな彼ら彼女らですが、表に出てくるのはピラミッドの本の一角にすぎません。


その他大勢の自由人は「こんなはずじゃなかった」と後悔し、再就職活動をするハメに陥ります。


夢を見るのは悪いことではありませんし、挑戦も無駄ではありませんが、貯金もなく無職兼自営業者になってしまうのは危険極まりない行為です。


今回は、元ジョブホッパーの独り言でした。