2019年11月8日金曜日

未経験者は自分の肌に合う施設に巡り合うまで諦めないで欲しい私の思い

介護業界には業界なりの文化や習慣がありますが、それぞれの介護施設ごとにも独自の文化が根付いているので面白いと感じます。


IT業界は若くてブラックなイメージが先行していますが、介護業界は女性が多く人間関係が複雑ってイメージが根付いていますよね?


確かに、医療介護業界は女性中心ですからそう思われても仕方がありませんが、介護職だったら全てが全てそういう法則には当てはまりません。


これがいわゆる企業文化の違いとか、企業カルチャーショックと呼ばれるもの。


私自身、複数の介護施設の転職経験はありませんが、総務人事としてそれなりの施設の経験はさせてもらいましたが、同じ企業が経営する介護施設であってもその文化はかなり違います。


いい悪いは別として、介護職に就くのであれば、自分と合う合わないかを即座に体感するよう心掛けてください。


合う合わないの他にも、有料老人ホームと特養では経営戦略そのものが違います。


初心者の方に多いのですが、有料老人ホームの雰囲気や経営方針に合わなかったからとって即自分は介護職に合わないとやめないで欲しい。


未経験で入職した職場は何もかもが真新しい世界ですが、第六感といいますか、肌に合う合わないは必ずありますし、長く勤めれば勤めるほどその違和感は必ず大きなものになっていきます。


最初に入って施設で骨をうずめると考えるのではなく、2,3件勤めてみて全く合わなければまた別の業界にもどればいいぐらいの温度でいてくださいね。


この業界はまだまだ若いので、外者であってもすぐに打ち解けられる雰囲気はどの施設も同じです。


私も随分と長い間打ち解けられずに、製造業ではああだったこうだったと中々世界に馴染めませんでしたが、元製造業、元運輸業、元IT、元販売業など様々な業界の人間が集まった業界です。


自分から心を閉ざさなければ、かならず輪に入っていけます。


私みたいな人見知りする人間でも、今や地域の会合に出席させてもらえるようになりました。


人間やってみるものですね。